最適化とその応用: 未来を担う若手研究者の集い 2018 に参加 & 福薗さんの受賞

記事が遅くなってしまったのですが,最適化とその応用: 未来を担う若手研究者の集い 2018に参加してきました.主に学生が発表する研究会ですが,レベルが高いものも多く,とても勉強になり,また刺激も受けました.

小野研からの発表は,次の3件です.

山中寿登∗, 小野廣隆
題目: 単位円グラフに対する L(2, 1)-ラベリングの近似アルゴリズム
概要: 周波数割り当てなどへの応用から, 単位円グラフの最適な L(2, 1)-ラベリング問題が研究されている. この問題に対して, 本発表ではこれまで知られていた近似比 12 を改善するアルゴリズムを提案する.

福薗菜央佳∗, 小野廣隆, 木谷裕紀, 土中哲秀
題目: スプリットグラフにおける 2 人プレイヤー拡散競争ゲームのナッシュ均衡の存在性
概要: 拡散競争ゲームとは, 社会的ネットワークを通じて情報が順に拡散して行く様子を, グラフ上にゲームとしてモデル化したものである. 本研究では, スプリットグラフにおけるナッシュ均衡の存在性について考察する.

木谷裕紀∗, 小野廣隆
題目: 手札を公開で行うトランプゲーム「ババ抜き」に関する考察
概要: 全国的に認知度, 人気が高いトランプカードゲームの一つであるババ抜きは不完全情報ゲームであり, 戦略性はあまりない. 本研究では手札公開で行う完全情報の「ババ抜き」ゲームを定義し, その最適戦略について考察した. また, プレイヤー4 人以上のときすべてのプレイヤーが最善をつくすと「千日手」が発生して引き分けとなる局面が存在することを示した.

この発表の結果,福薗さんが優秀発表賞を受賞しました.おめでとうございます.

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